DIARY

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2008/07/21 15:03
[佐藤 元彦]
77BOA DRUM




いや〜今日も暑い暑い...
みなさん夏バテしてませんか〜?
あたくしは、自家製薫製研究とともにハマっている『キッチン七輪』での立ち呑み
スタイル(ビールを片手に焼いてるってことす)でこの猛暑乗り切ってます!
しつこいけど、これね、ほんとうまいから!しかも安上がりで、その辺の居酒屋なんてかなわない味だから!しつこいけど(笑
夏バテ防止(精神的)にもってこいす。

さて、ジャクソンズは日々曲作りに励みつつ過ごしておる訳ですが
、その合間にとある映画に行って参りました。
タイトルは『77BOA DRUM』で渋谷の単館上映ですが、これお薦めです!
実は先月頭に大学で初めて組んだバンドのメンバーから久しぶりに連絡が
ありました。
彼は未だに尊敬するギタリストの一人なんですが、在学中、何故音楽を続けないのかと何度か説得するも、『俺は音楽では食えない!』といううちらの間では伝説となる言葉を残しバンドを去っていった男です(笑

ほんとに久々だったので、色々と近況報告しながらも、彼が一言、『実は俺、映画撮ったから是非見に来てほしいんだ。』と。
映像畑に行っているという話は聞いていたけど、まさか、映画監督になり、もうアメリカから出展オファーが来ててかなりの評判だとかで、びっくりでしたが、同時に昔の友人が評価されるというのが凄くうれしかったです。

内容はBoredomsがニューヨークの野外で、77人のドラマーを集めてライブを行うというもの凄いパフォーマンスのドキュメント映画なのですが、もちろん、リーダーであるEYEの神懸かったパフォーマンスはいつもながら凄いのですが、やはり77人ものドラマーが心を一つにして音を出す事で、あたかも巨大な有機生命体ともいえるエネルギー場を創りだしていく様は圧巻です!!
音楽の力が日常の風景だけでなく宗教的な意味合いをも太古の昔から持っているということがよくわかります。
いやはやBoredomsの発想というか表現者としての在り方には感服なんですが、同時に日本人て凄いのかもと思いました...
昔からフレーズや音にこだわりすぎてうざいくらいの探求者(笑)だったその友人の監督としての感性と、彼自身が長年バンドのツアーに連れ添ったこともあってか、Boredomsの尋常じゃない世界を非常にリラックスして切り取れてたり、緊張と緩和のバランス、質感など、とてもデビューとは思えない貫禄に満ちた映像でした。
ちょうど曲作りの期間中である僕にはこの作品からもらえたパワーも尋常じゃなかったです。

いつも思うのですが友人が与えてくれる刺激やパワーというものが、どんなに大切なことかというのを改めて感じました。
あんがと!ジュンカワグチよ!

みなさん、もうすでに海外のメディアが取り上げ始め、このライブ自体伝説になるのは必至だし、この作品もお世辞抜きに凄いので見逃さないように!

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(C)Jackson vibe